Les Paul Custom John Sykes
まずは到着時に記念撮影。モニターに写っているのは、 |
結局断念です。やはり妥協しきれなかった。「どうせやるなら、何年か待ってでも by Gibson で」という思いが 捨てきれず。そして又、オリジナルのジョン・サイクスモデルとして生き残ったこいつのボディを穿るというのも 忍びない。であるならば、取り敢えずサイクス・モデルとして通用する状態に戻してやって、その後のことは 改めてゆっくり考えよう、ということになりました。 これも、出品者はどこかのリサイクルショップだったはずでが、出品段階から、まあ、酷い汚れでした。 受け取ったうちの奥さんが、思わずその場で雑巾がけせずにいられなかったというくらい。思った程値段が 上がらなかったのは、そのせいも有るかもしれません。数日後に落札された別個体は8万円をオーバーして ましたから。 指板の手垢/フレットのくすみはこんな感じで、まぁ、よくあるパターンかもしれませんけど。ブラスナットは 変色してしまっています。幸い、フレットはまだ摺り合わせ不要レベルでした。 |
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作業途中の画像ですが、それでも結構綺麗になってます。こまめに磨かないと、すぐ変色してしまいますね。 |
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その他にも、ペグの取り付けナットがゆるゆるだったり、手汗などの汚れのせいでブリッジのエレベーション サムナットが固着してしまって二つとも動かないなど、「大事にしてもらえなかったんだね」と悲しくなって しまう状態でした。 |
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そうかと思えば、ボディとピックガードの間に、ボディ保護用と思われるワッシャーがかまされていたりして。 でもネックは順反りのままだし弦高も高い。「なんなのよ?」って感じです。 |
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配線材もしょぼい。そしてリアにマウントの Dirty Finger もどきも困ったPUで、アンプ側でトーンを補正して やった上での歪みならまだなんとかなりますが、クリーンなんて聞いていられない。それなのに木部はロング テノンという、by Gibson の木部に安い電装パーツを装備、部品の色をいじった Orville 、といった体です。 |
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そんなわけで、リアPUをVH−6(爆)あたりに換装してみようかなどと考えたりもしましたが、これはこのまま、 コスプレ用でも良いかなと思い初めています。というのも、サイクス・シグネイチャーを入手したことから派生して こいつの現状を見直したのですが、ロバートソン・レプリカとしてはまだまだ甘い。 エスカッションとピックガードの 色がもう少しヴィンテージ・ホワイトっぽくないといけないし、何よりピックアップがカバードのままです。 一方こちらのギターは、二発ともオープン。ということはですね、ブラスナットにさえ目をつぶれば、プラスティック パーツと金属パーツを白&金のものに換装して、ロバートソン・レプリカにもできるわけですよ! 一粒で二度おいしい、的な。(爆) まだ確認してませんが、そも国産PU仕様なのですから、エスカッションや ピックガードも国産パーツが適合するかもしれませんし。 こうして、期せずして「シン・リジーのレスポールカスタム/きせかえ機能付き」が誕生したわけですが、おや? もしかして入手時のこれも、そういうことだったのかな?(終爆) |
ボディ:マホガニー (重いっ!) ネック:マホガニー 指 板 :エボニー 購入年月:2015月11月 |