SS-700??

SS-700

又々これもオークション購入だが、こいつの時はその受け渡し
場所がなかなかユニークだった。同県内のとある6階建てビルを
占拠する「スーパー銭湯の駐車場」で手渡し。(笑)
ガソリン代や往復移動時間を考えたら、送ってもらった方が安い。
でも買値が25,000円だし、イベント感覚で考えれば、取りに
行く間も楽しめるじゃないか!

ロゴ/シリアルからして、ミントコレクション期のものだから、この
価格はお値打ち!と言いたいところだが、ピックガード、アーム等
が欠品だったから当たり前?

しかし修復に要したパーツ代は大したことない。フジゲンカスタム
ショップで他の必要部品と併せて板バネアームを1セット購入して
アーム以外のパーツはヤ○オクで売ったので、実質一万円まで
掛かったかどうか、という程度。残念ながらピックガード止めネジ
の穴数と位置がオリジナルとは異なっていたが、そんなのは別に
気にしないし。

2003年頃だったろうか、あるギター系のBBSに「ドライバーを
持つよりピック持とうよ」という迷言を残した筆者であるが、正に
この頃(2002年)は、ギターは弾くものというより弄って遊ぶ物
となっていた。難有品を入手して自分で修復したり、各ギターの
仕様をボディピース数や部品レベルで分類するために現物を
分解しては確認、なんて事ばかりを日々繰り返していた。
(おかげで今こうしてサイトが成り立っているわけだが。)
このギターの時も、入札から始まってパーツ探し、修復作業に
至る迄のすべてが、全く苦にならなかったのだ。


なんでもオリジナルSGのコピー度という点では、Orvill by Gibson
よりも Greco の方に軍配が上がるんだそうである。(Greco は
本家のヴィンテージSGを、O.b.G は同じ本家でも1980年代
後半頃の「誤ったリイシュー」をコピーしているからだそうで。)
ならば比較していただこうということでこの画像。→

なるほど、違うもんである。まず目に付くのはヘッドシェイプ。
左右ホーンの面取り、各コントロールの位置などに加え、恐らく
ピックガードが同じパーツであろうことからすれば、ボディシェイプ
そのものが異なっていることになる。

ところでこの Orville by Gibson のSGは?と思われた方はこちら。
比較対照
ボディ:マホガニー
ネック:マホガニー
指 板 :ローズ
購入年月:2002年11月



Back to Greco Guitars Index

inserted by FC2 system