SG '62 Reissue with Vibrola

SG w/Vibrola

Lynyrd Skynyrd のライブ映像を見ていると、Freebird が演奏される度に
画面に映し出されるのは、ゲイリー・ロッシントンが弾く例のSGだ。
ロングヴァイブローラが搭載され、ぴろりんキャンディーの棒を突っ込んで
ミュートしてある、あのSG。欲しくなっちゃった。(爆)


と言ったって、板バネアーム付きSGは、既にグレコのが有るんだから
それで十分だったはずなんだけど、Orville by Gibson を中心に集めて
いるわけだし、その中でも狙っていたギターは大方入手したとなると
遊ぶネタが無くなっちゃって。(笑)


で、思った。「自分で作っちゃえばいいぢゃん」って。
板バネアームユニットが入手可能なことは、グレコSGをリペアした際に
確認したし。テールピースアンカーの穴をどう埋めるかが解決できれば
何とかなるかな、と。困ったらグレコをお手本にすればいいしね。


そうと決まったら、まずは素材探し。失敗するかもしれないんだから
素材は安く手に入れたかったんだが、構想開始から3ヶ月程で4万円の
個体が手に入った。1989年製だから、PUが不人気HB−L/Rだし
例によって又々ポジションマーク複数紛失でペグ1個シャフト曲がり。
なんかこんなんばっかだが、まぁ、良しとしようよ。(笑)



 

これは、接着剤の喰い付き良くしようと考え、指板上に残った古い接着剤の
層を削ったところ。作業は電動リューターと彫刻刃(中学生の時に使ってた
やつ)で行った。

この後、スペアのポジションマークを紙やすりで削ってサイズを調整。
エポキシ系接着剤を塗布してはめ込み、無事終了。
 
はずれちゃってるよ..



 

なんじゃ?この線は?

さて、次はテールピース部分の処理だ。アンカーを抜くのはかなりの
力仕事だったが、どうにかこうにか抜き終わってみると...
あれ?なんか線が出てきたよ?

ってこれ、「アース線かよっ!?」

いやぁ、すっかり忘れとったわ。そりゃそうだよねぇ。
普通いるよね、ここに。うんうん。(by 二階堂瑠美)




 

      どうしよう...




 

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