到着時画像がこれしか残っていなかったので、使い回ししてますw
大きな傷でもできたのか、あるいは単に気に入らなかったのか、ヘッドの黒い突板(プラですけど)が
ほとんど剥がされてしまって、AQUARIUSのロゴ部分しか残っていませんでした。
幼稚園時代の2年間だけとは言え、◯マ◯音楽教室に通った身にしてみれば、河合楽器さん=基本鍵盤
楽器メーカー、なのだけれど、あのムーンサルトやF−1(タイヤついてないやつの方)を世に出した
会社でもあるというのも流石に知ってはいた。知ってはいたけれど、このアクエリアスというギターの
存在は、ヤフオクでギター漁りを始めるまで知らんかったですよ。
くびれが大きくておしりも大きいこのボディデザインは、正直微妙だけれど、ハムバッカー3発という
レイアウト、他社で思いつくのはレスポールカスタムくらい?
更には、夫々のピックアップにON/OFF/タップの3段SWとなれば、他に類を見ない独特な仕様。
挙げ句にアーム付きだというのだから、うまくすればこの一本が、ユーロタイフーン並のマルチロール
ファイターに化けるかもしれない。そんな「取らぬ狸が柳の下に200匹超」的発想で入札、一万円なり
で我が家にやってきたわけですが...。
15フレット/チョーキングでだけ、音詰まりします。当初は、ハイ起き/フレット高のバラツキが原因
かと考えたのですが、その場合、使えるようになるかどうか確証もないネックのフレットすり合わせに
お金を掛けても無駄にしかならないかもしれない。そこで出品者さんに返品を打診したところ、「半額に
するから引き取って」とのご返答。
まぁ、5千円あれば摺り合わせ費用の足しになるね、ってんでこれを了承。ダメ元ですり合わせか?
いやいや、なんとか摺り合わせ回避をと思い種々調整を繰り返すが、どうもいけない。音づまりは解消
しないし、両端(1弦/6弦)の弦高が高すぎる。
こんな時は「カス、ぐぐります!」です。なになに?アクエリアスは「指板ラディアスが130R」?
ふんふん、鈴鹿の14コーナー並ですね、立体交差先の... って馬鹿なの?弦高下げるとチョーキング時
に音詰まりすると評判のヴィンテージフェンダーでさえ184Rかなんかでしょ?130Rなんていわれ
ちゃったら、かなり厚めのシム入れて仕込み角変えないと、ブリッジ駒調整だけでは、1/6弦の弦高は
どうにもならんですよ。
(下の画像は、左がアクアのネック、右がフェルナンデス・ストラトのネックです。←これ伏線w)
やっちまった状態です。これはいかん。さて、どうするか... 又もパソのコーンを頼ります。
「80年代のカワイ楽器はフェルナンデスにEGをOEM供給していた」ですと?
じゃぁさ、もしかしたらさ....
たまたま同時進行でメンテ中だったこいつのネックをはめ込んでみます。
「あら、ぴったり」
早速、ヘッドにThe Functionと入った80年代末のFernandesストラトネック、
ジャンク/送料込みさんぜんきゅーひゃくえんをポチ。
ネジ穴を開け直すまでもなく、そのまま装着きました。(ウケケケケ!)
念の為ミシン糸を張って、弦落ちしないことを確認したら、あとは前進あるのみ。
GOTOH製フェルナンデス純正ペグ 6 in Line/黒を手配。
送料込み2000円也。これで値引き分は使い果たしましたよー。(ちゅうか、千円足が出たw)
できましたね。カワナンデス・アクアST。ビミョーだけど。(爆)
ま、ね。野村のよっちゃんも言ってますが、ギターってのは(車も)、実際に所有してみるまで、
本当のところはわからんもんなんですよ。
ボディ:ちょっとわかんないっすね〜
ネック:メイプルでしょ〜?フェルストだし。
指 板 :そこはローズです。フェルストだしw
購入年月:2018年4月 |
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