Fernandes ST-85NT

ST-85NT

赤いボディに黒PG、SSHのPU、ロック式トレモロ、
そして内臓ブースター。
1980年代にHRが好きだった人なら、その殆どが
「ブラッド・ギルスモデル」と答えるであろうこのギター。
しかし型番最後のアルファベットはNT。
つまり Nishi○ma Ta○shi 。
そう、「あれ?ハウンドドッグの人?」である。

まぁね。そこそこ人気ありましたよ、ハウンドドッグ。
カップヌードル食う? みたいな。でもどうなの?
このモデルがN氏独自のアイデアで、更には
ブラッド本人があの仕様に辿り着く前に作られたとは
とても思えない。どう考えても逆でしょ?なのにこれを
西山毅(あ、フルネーム...)モデルとして認め販売
した当人/メーカーの意図が理解できないのですわ。

確かBGモデルとの相違はPU(ハムがパーリーゲイツ?
PJマークス?)とアームユニット(FTなしのオリジナル
フロイドローズ?)の違い位だけのはずだが、果たして
それって自身のシグネイチャーモデルを謳える程の仕様
変更なのか?

しかも当人の弁によれば、自身は当時、ブースターを
カットして(外見はそのままに)使っていたというのだから
ファンを舐めた、ふざけた話だと俺は思うんだが。

あ、でも「西山モデル"が"欲しい!」って言って買った奴
なんて、そんなにいないか。(笑)





なんといっても、このモデル最大の「売り!」はこれでしょ。
ミニスイッチ下の穴に6角レンチを突っ込んで抵抗を回すと
ブーストの掛かり具合を調整できるようになっているんだけど
現在のセッティングは当然、「フルッ!」です。(笑)

でもね、Rock In America のイントロを何回か真似したら
なんかそれで満足しちゃって。
クリケット云々にたどり着くこともなくクローゼット行き。
コレよ、コレッ!


2018年5月 追記
とある事情で、まともに使えるSSHストラトが必要になったのですが、流石にもう、これ以上増やすと置き場に
困る。そこで一念発起。扱い方のわからなかったHead Crasherトレモロの仕組みをネットで確認。
「はじめての弦交換」を行うと共に、トレモロユニットの調整を行いました。
(便利な世の中になりましたねぇ。) 

結果、相当良いです。(爆) もっと早く調整してやていれば、これは買わずにいただろう、と思えるくらい。
いかんですね、ちゃんと面倒見てやらんと。


ボディ:アルダーじゃないの?
ネック:メイプル、だろうね。
指 板:ローズ
購入年月:2003年5月



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