Les Paul Standard T/VS


 

LPST/VS

こいつもね、○フオクで入手しました。相手が同じ県内在住ということで、ある日の夜、指定場所でおちあい、
手渡しとなったんですが...。

その指定場所ってのが又シュールで、路上なんですよ。普通に路上。アルファ専門店等中古車屋が並ぶ通り沿い
とはいえ、夜間は人通りもまばらなところ。もう怪しすぎで、何の闇取引?って感じ。

そんな所で手渡しするんだから、「後々もめるのは嫌だから、ここできっちり現物確認してくれ」なんて言われ
たって、暗くて良く見えないわけですよ。とはいえ、そんなこといつまでもやっていても埒が明かないので、
代金を渡し「まぁ、多分大丈夫でしょう。万一なにか問題があった場合には又改めて御相談させてもらいます。」
ってことにして帰ってきたんですが...

帰宅後、ケースから出してひっくり返し、ボディバックを見て唖然。立ち話現場でなんとか確認したボディトップは
確かに綺麗なのですが、ボディバックは打痕の嵐。これは流石にちょっとってことで相手に連絡するも、手渡しの時
とは打って変わって「だって、現物確認したじゃないですか。」と。

程なくその男が、自分も良く出入りするギター系サイトの常連だとわかったりした事もあって、この 話はそれ以上
こじらせないように、此方が引くことで手打ちにしたんです。

ところが後日、又この男が Orville by Gibson のレスポールを売りに出します。
懲りずにそれを落札した自分も馬鹿ですが、さすがに今度は、金を払う前に確認しますよ。
「前回のこともあるし、今回手渡しは無理なので、受領後に状態があまりにひどい場合には、多少の交渉には応じて
くれますか?」と質問したら.. 翌朝、落札取り消しされてました。「ノークレームが嫌なら買うなってこと?」と
質問するとたった一言、「そうです。」とだけの返答。

で、止めました。そんな奴に媚びてまで手に入れるくらいなら、いつになるかわからない次のチャンスを待つ方が
余程ましです。

その後もしばらくはオークションでこの男を見かけましたが、Fernandes のフロイドタイプ搭載/赤いSSHで
ブースター搭載のストラトを「ブラッド・ギルスコピー」と銘打って出品している出品者に、「これはハウンド
ドッグの西山モデルであって、ブラッド・ギルズモデルとは全然違う。いい加減な商品説明は止めてください!」
等と難癖つけておりました。自分がそのB.ギルズモデルを持ってるもんだから、躍起になってね。(笑)

モデル違いの指摘そのものは間違ってないけど、言い方ってもんがあるだろっての。それに、「誤解がもとで後々
トラブルになるのは残念だから、余計なおせっかいかもしれないけれど...」とかっていうのじゃなく、「自分が
持ってる(西山モデルより値段の高い)B.ギルスモデルと一緒にするな!」っていうのが指摘した動機だから。
もうその向こうに見える「自慢モード」が鼻について仕方なかったですよ。その「違い」ってのも、トレモロ
ユニットとPUくらいだけなのに。掲示板に書き込むネタも、アレ持ってる/コレ持ってるって話ばかりだしね。

とはいえ、この男もほどなくして姿を消しました。「SEやってる」なんて自慢げに言ってましたが、ITバブルが
はじけてからというもの、音信不通。どこのギターサイトでも見かけなくなりましたし、誰も消息を知らない。
もっとも、知りたくもないですけど。(笑)

ありゃ... ギターの説明全然してない。(爆)     ギター自体はとても良いですよ。>傷除く。



 

ボディ:メイプルトップ/マホガニーバック
ネック:マホガニー
指 板 :ローズ
購入年月:2000年8月



 

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