Les Paul Standard 1954 Black
スタッドブリッジにP−90の1954年製レスポール・スタンダードといえば、なんといっても金色、 ゴールドトップのイメージが強いんじゃなかろうか。玉数がそう多くないであろうこともあってか オークションでも、このモデルのGTにはちょっと引いてしまうような値段が付くことが多い。 であればこの黒なんぞは更に玉数も少なかろうし、一体どうなることやらと思わぬでもないけれど、反対に 「本家に有ったのか?黒の54スタンダードって?!」というパチモン臭さが故に、それほど人気無いのでは? という気もする。 記録によればこいつは、いつもお世話になっている関西在住の師匠がオークションに出品されたのを目ざとく 見つけ、即決をお願いしたところ、もったいなくも開始価格でお譲り下さったもの。 (*お世話になりましたF田氏、2022年に逝去されました。合掌。) ネットの普及に伴って各地の同好の志とお付き合いができるようになったが、多くの方がこうして事あるごとに 助けてくださる。ありがたいことです。 さて肝心のギター本体だが、正直、スタッドブリッジ仕様ならもう少し左手にやさしいかと思っていたのだが、 実際にはTOM付きよりも弦のテンションがきつい。恐らくセッティングの問題なのだろうが、この辺は未だ 試行錯誤の只中だ。(ネック調整をしっかりやって弦高をベタベタに落とせばあるいは、とも思うのだが、 なにせ面倒くさくて。) |
ボディ:メイプルトップ/マホガニーバック ネック:マホガニー 指 板 :ローズ 購入年月:2004年3月 |