Les Paul Standard Flame Maple Top


無垢トラ...だと思う。

ラミネーティッド・フレイム(or キルト)トップではない、フレイムやキルトの出た、無垢の一枚板を使ったレス
ポールモデルというのが、1991年から1993年くらいまでの間(ざっくり言って、ですよ!)ラインナップに
あったということは事実なのですが、当時から、あまり市場では見かけませんでした。

このギターが販売されていた頃というのは、'94年後半の「1ドル89円台」へ向かって、円高が進行していた
時期ですから、並行輸入で入ってくる本家Gibsonの価格と比較したら、例えそれがアウトレット的な製品で
あっても、「本家より、定価20万円のby Gibson無垢トラ!」ってことには、まぁ、ならないですよね。
一部フェンダージャパン製品のように海外市場向けに輸出されたというような話も特に聞きませんし。
更なる低価格化はEpiphoneブランドで、って話にもなるでしょう。

というわけで、現在中古市場に出ている木目物の8割(あるいはそれ以上?)は「貼り」なんじゃないかと
思われ、無垢トップは中古楽器屋で見かける機会も少なかった。(有っても10万円超えがほとんどで。)
いずれ一本は欲しいな、とは常々思ってはいたのですが、機会に恵まれなかったわけです。

そんな中、仕事中にオークションを覗いていたら(笑)、あるリサイクルショップさんがこのギターを出品されて
いるのに出くわしました。ディスプレイ上の、しかも引きの画像で、貼りか無垢かを確認するのはなかなか
難しいですが、統計的根拠とはいえ、それ以外にトップ判別の外見的要素となる点がいくつかあります。
念の為、すぐお店に電話して、いくつか気になる点を確認。結果、無垢トップと判断して税別8.8万円で即決。
仕事サボった甲斐がありました。(笑)

消えてます。

ご覧のとおり、ヘッドの Les Paul ロゴが消えてしまっていますが、特に問題とは思えません。
どうしてもというなら、デカールでも買って貼っておけば済むことですし。

ブランド・ロゴの色が微妙ですね。(笑)

FEB

フレットエッジド・バインディング、ですね。シリアルは「G2」なんですが...

ぱてんとあぷらいど ふぉー!!

PATENT APPLIED FORのステッカー。57クラシック、ですね。
シリアルは「G2」なんですが...

70年代式ジョイント

ロング・テノンではありません。シリアル、「G2」なので。(爆)


ボディ:メイプルトップ/マホガニーバック
ネック:マホガニー
指 板 :ローズ
購入年月:2015年7月

Back to Orville by Gibson Index

inserted by FC2 system