JAPAN

 

Adolescent Sex 果てしなき反抗 Quiet Life クワイエット・ライフ Gentlemen Takes Poraloids 孤独な影


 

2011年1月6日。さて、そろそろ記事を追加しなきゃね、とは思うものの、モチベーションはいまいち。
あてもなく仮想波乗りしていたら... あら!ミック・カーン、亡くなったのか...。(現地1月4日)
ということでジャパン、です。

フロントマンであると同時に、ほぼすべての曲を書いたデヴィッド・シルヴィアンが、このバンドの中心人物
であることは明白だが、ミック・カーンの立ち位置ってのは、他のメンバーとはちょっと違うと思う。なにせ
彼のうにょうにょしたベースラインは、JAPANのサウンドの肝だし(Deviation だとかね)、サックスだとか
オーボエなんて楽器もこなして彩りを加えてみたり、ルックス的にも、シルヴィアンと互角に渡り合えるのは
彼くらいだった。(事実、アルバム Quiet Life の表ジャケットにはシルヴィアン、裏ジャケットにはカーンしか
写っていない。)JAPAN解散後はソロ・アルバムだって出したし。使用ベースがトラヴィス・ビーンのアルミ
          ネック・ベースってのも格好良かったが、その彼も52歳で永眠。(癌だそうで。)関係ないけど彼、キプロス         出身のギリシア人だったんですね。

振りかえってみると、バンドとしてのスタジオアルバムは、ハンザ時代を含めても5枚しか出してないのな。
ファースト・アルバム「果てしなき反抗」は、ハンザ盤とBMGビクター盤では、ジャケットがちょい違う。
最初の4枚は手元にあるけど、「Tin Drums/ブリキの太鼓」だけ持ってない。好きじゃないから。巷ではこの
ラストアルバムこそが彼らの最高傑作だと言われてるんだそうだが、あまりに作り込み過ぎ、音が東洋風
過ぎて駄目。むしろ、一部で駄作と言われているらしいファースト/セカンドの方が、ロックらしくていい。
やっぱり俺って天邪鬼なのか?


Whitegate Singers の秋○君に「(ルックスが)ブライアン・フェリーみたいだね」って言ったら、「やだよ!
あんなおっさん。デヴィット・シルヴィアンに似てるって言ってよ!」って返されたのは1985年のことでした。



 

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