Firebird with Vibrola

FB w/Vibrola

板バネアーム付きSGを作ったら、次はファイヤーバードでしょ、
と言ったかどうかは知らないが、兎に角作ってみた。

しかし、駄目だな素人は。二回目の作業となった今回は、
一回目のような緊張感が保てなかった。結果、SGに比べ
かなり雑な作業になってしまったのは紛れもない事実。


以下に順を追って作業内容を説明していくが、準備した
素材は又もオークションから、ポジションマーク/ペグ
欠損状態で入手。(笑)

ところがこの出品者が迂闊な人で、ヘッド周辺に何の梱包も
施さず、天地の指定すらせずに送り出したりしたもんだから
見事、運送途中にペグシャフト折れ事故発生(2個)。

最終的に運送屋さんがパーツ代として18kを保証したのたが
こんな特殊なデザインのヘッドを持つギターをそんな風に送る
なんて、どう考えても発送者のミスだ。

なんだか運送屋さんが気の毒に感じられたよ。



ポジションマーク


まずはポジションマーク。指板側に残った接着剤層を削り、現物合わせしながら紙やすりで
整形したマークに 瞬着を塗布。浮き上がりの無いように端の部分を押さえこみ、無事終了。


次にいよいよ板バネに絡んだ作業になるが、アンカーを抜く前に、「蓋」を作ってしまおう。
SGの時には木目を気にして平板から整形したが、今回は手抜き。丸棒を輪切りにして、
径を小さく整形していく。ブラウンサンバーストの色目なら、木目はほとんど識別不可能?


丸棒ぶった切り


テールピースのアンカーは、こうしてスタッドボルトを使って、
力技で引っ張り出す。穴の中からアース線が顔を出した。

このアース線をボディトップに引っ張り出すためには、穴を
あけるしかない。コントロールキャビティからボディトップに
つながる穴だ。しかもその出口は、板バネアームのユニット下に
隠れる場所でなければならない。穴の長さも10cm以上になる
ので、角度設定が非常に重要だ。
アース線



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