Orville by Gibson Korina Exproler "Clapton"
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画像は、Gibson系ギターの取扱い方としては最悪の例を
示したものです。(爆)
いわゆるクラプトンのエクスプローラーというやつだけれど、
ボディがコリーナというのがミソ。
このモデルには多ピースボディのものが多い。というより、
多ピースでない個体を見たことがない。こいつも5ピースだ。
入手したコリーナ材を出来るだけ有効に使おうとしたの
だろうが、そこから見えてくることがもう一つある。
ご案内の通り、 Orville by Gibson のコリーナシリーズにはV、
通常のEXP、そしてこのカットボディEXPの3種が存在するが
仮にあなたがメーカーの担当者だったとした場合、その希少な
材をどうやって各モデルに分配するか?
自分ならまずVのボディを作る。特にナチュラルの場合、
センター2ピース構造を再現しないと、オリジナルとは
かけ離れたルックスになってしまう、一番継ぎ接ぎボディに
したくないモデルだからだ。
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では次は?二種類のエクスプローラーの内から、別にどちらを先に作っても問題はないだろう。いずれにしても、
最後に作られたボディが一番継ぎ接ぎになるだろうことは予想に難くない。しかしながら、この3種のギターを
シリアル番号順に整理すると、V→EXPKC→EXPKの順になるのだ。
こちらでご案内の通り、EXPKは3ピースボディ、しかもセンターに大きな材を使い
両端に小さな材を使っている。 ところがEXPKCはほぼボディを5等分するかのような小さな材の寄せ集めだ。
となれば、少なくともボディは V→EXPK→EXPKCの順に用意された可能性が高く、シリアル番号の順番と
合致しない。これの場合と同じく、 シリアルナンバーが常に組立加工時期を表しているわけではない可能性を示す一例だ。
2002年の暮れも押し迫った12月29日、まだ小学生だった子供と一緒に、電車で片道2時間近くかけて
出かけて行って購入したのも良い思い出。うちの子は本当に良い子です。(親馬鹿爆)
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ボディ:コリーナ
ネック:コリーナ
指 板 :ローズ
購入年月:2002年12月 |
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