Les Paul Standard 59R LD/FM
こちらと同じく、1992年製造(9月)のはずなのに、既にフレット・エッジド・バインディングで 57クラシック搭載、しかもバックはセンター2ピースという、こまったちゃん2号である。 シリアルのパターンからして、この2本は同じ所で作られたと見て良いだろう。一方で、同時期の製品と 思われる別パターンシリアルの個体では、例え1993年製を示すシリアルであっても、3ないしは4の 多ピースバックや、スカーフジョントのネックヒールといった仕様のものが多く(あくまで経験上の話ね) 木部加工の仕様が異なる。 もっとも、この手のMIJに「コピー度の高さ」を求める方以外にとっては、別にどうでもいい話なので、 あまり深く考え込まないように(爆)。スカーフジョイントネックと一本木ネックの違いなんて、音聞いた だけじゃ、まずわからないんだから。 果たしてこの画像からどこまで判別可能かわからないけれど、PUを中心として両側に、フレイムとは直角 方向の木目が入り込んでいるのがご確認いただけるだろうか。涙が流れているようにも見えるこの木目、 目にするたびに彼を思い出してしまうのだが、この木目はとりもなおさず、 こいつのトップ材がブックマッチ されていることを意味する訳で、難点どころか、愛らしくさえ思える。 |
ボディ:メイプルトップ/マホガニーバック ネック:マホガニー 指 板 :ローズ 購入年月:2000年9月(2000年の11本目) | |