LPS-57C Gold Top
「その時々のマイブーム・ギタリスト仕様のギター」という収集傾向を鑑みるに、 |
この時期の Orville by Gibson 製レスポールに比較的よく見られるトラブルの |
瞬着流し込んでしまったこともあり、どうしてもそこが気になるようなら、買い替えるか、などと漠然と 考えてはいたが、いかんせん、そうこうしている内に、中古価格が高騰してしまった。そう簡単に「もう 一本」などと言えないほどの額にまで。であるなら、縁あって手元にやってきたこいつをリペアする方が 筋が通っているのでは?ということで、最適と思われるリペア屋さん探しを始めたのだが... 実は、ゴールド塗装って、なかなか思った色にならないんですよね。なぜならば、この世に「単色の金色」 という塗料は存在しないから。レスポール用の金色塗料というのは、黄色やオレンジ等の塗料に、金属粉を 混ぜて作られるので、使う金属粉(ヴィンテージGTで緑青が吹いているのは、銅粉が使われていたから) によっても色味や光沢が変わってくるのです。 なかなか「ここになら」と思えるリペア屋さんが見つからず、難航しましたが、滋賀にあるお店のブログに Grecoのゴールドトップをリフィニッシュする過程がアップされており、実際に色見本を複数作成した中から 最終的に使う塗料配分を決めるという丁寧な作業と、その仕上がりをみて、そちらにお願いすることに。 費用は4万円程でしたが、納得の仕上がりです。(追記:2022年11月) |
ボディ:メイプルトップ/マホガニーバック ネック:マホガニー 指 板 :ローズ 購入年月:1995年8月 |